大阪府母子寡婦福祉連合会

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お知らせ

2026.10.13

職員による不祥事のお詫び

           当法人元職員による不祥事のお知らせとお詫び

 平素は当法人の運営に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 この度、当法人の元事務局職員が、人件費支出をめぐり長年にわたって着服行為を行っていたことが判明致しました。
 当法人では、速やかに事実関係を明らかにし、しかるべき対応を行うとともに、再発防止策を講じることこそ肝要と考え、理事会のご了承を得ながら調査等委員会を立ち上げ、この度委員会としての報告を得ることができましたので、下記のとおりお知らせ申し上げます。
 日頃から当法人の運営を支えてくださる会員並びに関係者の皆様の信頼を著しく損ね、多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、衷心より深くお詫び申し上げます。

                     記

 1.経緯と概要
 元職員の自白により令和8年7月22日に発覚。
 直ちに理事会の了承を得て、法律・会計等の専門家を加えた不正行為調査等委員会を立ち上げ、不正行為の確認、共犯の有無、帳簿の確認、着服額の確定等の事実関係の調査を実施。その結果元職員が平成28年10月から当該事案が発覚した令和8年7月にかけて、10年間にわたり、人件費の振り込み時に不正操作を行い、総額約4千万円を私的に着服していたことが判明いたしました。

2.発生原因
 今回の事態を招いたのは、着服を行った元職員の遵法精神の欠如はもとより、出入金管理時における複数チェック体制の不備及び常日頃から管理監督職員の目が行き届いていなかったことなど、偏に組織としてのコンプライアンスに対する意識の甘さが原因と存じます。

3.本件への対応(処分)
(1)該当職員の処分 
 本事案を重く受け止め、外部委員を含めた懲罰委員会を設置。その意見を受けて、元職員を去る9月18日付けで懲戒解雇処分といたしました。

(2)直接管理監督職員の処分
直接管理監督職員が、元職員に対して会計事務の適正化を強く求め続けたことが元職員の自白を導いたという情状を勘案し、懲罰委員会の意見を受けて、直接管理監督職員を去る9月30日付けで訓戒処分といたしました。

(3)役員への対応
 理事長の善管注意義務違反を強く戒めるため、去る10月8日開催の理事会において理事長を戒告処分にすべきと決議いたしました。

4.被害額の回収及び補助金・委託金の返納
 着服金額及び当該事案の調査に要した経費等の全額について、元職員は返済することに合意しています。 また、着服された人件費の原資には、大阪府等から受託した事業の補助金・委託金が含まれているため、今後、大阪府等ともよく協議を重ねながら相応額の返納を行う予定です。

 5.再発防止策
 今回の事態を重く受け止めるとともに、かかる事態を二度と繰り返すことのないよう、以下の再発防止策を早急に講じてまいります。

(1)当面対応すべき改善策
・全ての預金口座について、インターネットバンキングを用いた振込手続きにおける作成者と承認者の分           離の徹底【実施済】
・出納業務全般における複数担当制の導入【実施済】
・通帳及び印鑑保管者の分離の徹底【実施済】
・管理監督者及び専門家による月次チェック体制(会計データ、月次報告、口座入出金記録、残高等)の強化

(2)中・長期的に対応すべき改善策
 早期に、外部専門家の参加も得て検証・見直しチームを立ち上げ、理事会が毎年改善状況を確認、整理し、内部管理状況改善報告書をとりまとめ、監事の監査を受けた上で評議員会に報告する。

 ア 事務局体制の検証・是正
 イ 経理規程、事業区分、勘定科目等の検証、見直し検討
 ウ 補助金、委託事業等の会計処理方法の改善 など

 今回の不祥事を深く反省し、組織の総力を挙げて抜本的な立て直しを図ることで、皆様方の信頼を回復すべくに全力を尽くしてまいる所存であります。

重ねて深くお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬご理解・ご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

     
令和8年10月13日

          社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会
                                   理事長  滝本 美津代